無駄ってなんだろうって話
僕は日曜日のうちにやることがあります。
翌日の月曜日から金曜日までの平日5日分の着る服を決めることです。
どういう文脈か忘れましたが、先日美容師さんとこのお話になり、なんとその美容師さんも同じ習慣をお持ちとのことでした。
「僕たちはスティーブジョブス一派だね」
スティーブジョブスなどの有名人によらず、こういう習慣をお持ちの方は少なくないと思います。ミニマリスト、とまでは言えなそうですが、たしかに省エネにはなっています。
いつからこの習慣を始めたかわかりませんが、おそらく大学生になってからです。高校まで制服だった僕は、服を選ぶということが日常的ではありませんでした。
休日にどの服を着て出歩こうと考えるのは楽しいですが、毎日となると面倒くさいことこの上ない。つまり無駄なんです。
服を選ぶことが無駄ってわけではないんです。
毎日服を選ぶことが楽しいって方もいらっしゃると思います。
人によって無駄だと思うことは違うでしょうが、無意義に好き好んで無駄を行う人はいないでしょう。
自分にとっての無駄ってなんだろうって考えました。
例えばご飯。一人で食べるときは、片手間に仕事できるもの(おにぎりとかパンとか)をパパッと食べてしまいます。一人で食べる時間は無駄。でも友達や家族と食べるとき、美味しいものを落ち着いた空間で食べたいと思います。この時間は無駄ではない。
例えばテレビ。ただテレビを見るだけでは無駄なので、洗濯物を畳んだり、筋トレしたりしながら見ます。でも誰かと見るときにこんなことしません(これは当然でしょう)。
ひとりでお酒を飲むのも無駄。水でいいです。でも誰かと飲むのは楽しい。
せっかくの楽しい時間、美味しい食事なら、誰かと共有したいという気持ちがあるんでしょうね。逆に、共有を目的にしないなら、効率的な方が良い。
大事なのは、無駄だと感じることは、人によって違うってことです。繰り返しになりますが、服を選ぶのが楽しい人も、ひとりで晩酌するのを楽しみにしている人もいるでしょう。
自分の価値観を押し付けないようにしたいですね。
また無駄な記事を書いてしまった( ˘ω˘)。。。